若年女性ランナーの月経異常は重大な問題だ。
選手寿命だけでなく、女性としての成長もそこなうからだ。
ペンシルベニア州立大学のMary Jane De Souza博士は、
食事療法で改善できるかを研究発表した。
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American College of Sports Medicine (ACSM) 2017 Annual Meeting
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女性アスリートトライアドの画期的なランダム化臨床試験であるREFUEL(NCT00392873)の予備的結果である
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研究のために、摂食障害、ホルモン異常、他の医学的懸念、または高い体格指数をもたない運動する女性を募集した。
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介入群には、42人の女性(運動関連の月経異常)に対して、カロリー摂取量をエネルギー消費量より20〜30%増加させた。
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対照群の36人の女性(運動関連の月経異常)カロリー摂取量を変化させなかった。
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健常対照群の40人の女性は正常な月経および排卵を有し、カロリー摂取量を変化させなかった。
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ベースライン時に群間に年齢の有意差があった。平均年齢は介入群と対照群で21歳であったが、健常対照群では23歳であった。
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ーバーを食べたが、研究者は彼らが通常食べた食物を変えるために働いた。パイロット研究では、カロリーを増やすために食物を加えるだけでは “非常に難しい”ことが明らかになつている。
⇒ この部分は、私の研究とおなじです。
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研究をリタイアした参加者の多い研究になってしまうが、
12カ月後に介入群にとどまった19人の女性のうち、8人はカロリー消費の増加後に2〜3カ月間の月経を再開し、1〜4カ月後に再開し、2カ月後に再開した。対照群では、1人の女性だけが月経を再開し、それは4〜6ヶ月であった。
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骨に関しては、変化がおそいため、データを示すことができなかった。
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