米国の小児多臓器系炎症性症候群(MIS-C)を呈した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患児28例、健康対照20例、古典的川崎病(KD)患者20例を対象に、心エコー所見を調べてみると、心筋障害が多いことがわかりました。
J Am Coll Cardiol. 2020 に投稿された研究によると、心筋障害があるMIS-C患児は、心筋障害がない患児と比べると、あらゆる機能変数が影響を受けていたとしています
新型コロナウイルス感染では、こどもが重症にならないというのは、あきらかな間違いとわかります。新型コロナウイルス感染をおこした場合は、心臓を調査して、ウイルス感染が治った後も注意が必要です
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