台湾の研究者らが、J Obstet Gynecol.に報告した論文では、腹圧性尿失禁で有望とされたレーザー治療が過活動膀胱にも有効であることを示しています。
Effect of non-ablative laser treatment on overactive bladder symptoms, urinary incontinence and sexual function in women with urodynamic stress incontinence
Lin YH, Hsieh WC, Huang L, Liang CC.
J Obstet Gynecol. 2017 Dec;56(6):815-820
2015年4月から2015年6月の間に、過活動膀胱をもつ患者30人は、台湾病院でエルビウム:YAGレーザー治療を受けました。患者は、過活動膀胱質問票、尿流動態検査、1時間のパッド検査といった検査を、およびレーザー治療の前、1か月、3か月後で調査をしました。
すべての項目で改善を認めましたが、6か月の時点でもう一度レーザー治療をうける必要がありえます。
しかし、投薬には副作用があるので、あたらしい検知といえます。