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COVID-19診療で研修医の燃え尽き症候群が増加

懸念しているとおり、若いドクターは燃え尽き始めている。

米国の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下に大学病院で診療に携わる研修医393人を対象にオンライン調査を実施し、COVID-19患者への曝露によるうつ病、不安、ストレス、燃え尽き症候群、職能達成感への影響を検討しました。

Kannampallil TG, et al. Exposure to COVID-19 patients increases physician trainee stress and burnout. PLoS One. 2020 Aug 6.

 COVID-19患者曝露群(新型コロナウイルス患者を担当している医師)で非曝露群(担当していない医師)に比べストレスおよび燃え尽き症候群の有病率が高いとわかりました

さらに、中等度ないし極強度の育児ストレスを感じており、仕事と家庭生活のバランスも低かったとしています

医療側が、持ちこたえているとは言えない状況にあることがデータでしめされました。

ニュージーランドのCOVID-19対策に関する論文

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