2020年7月7日にJAMAがオンラインで公開した研究によると、70年代半ば以降にコレステロール低下薬を服用し始めた人は、心臓関連の問題が少なく、非使用者よりも長生きしました。
研究者は、心血管疾患がなく、スタチンを服用しなかった、主に75歳以上の男性退役軍人326,981人を調べました。次の10年間で、57,000人以上がスタチン療法を開始しました。
スタチン群は、スタチンを服用しなかった群と比較して、全体として25%低い死亡率、心臓発作または脳卒中による死亡率が20%低かったことがわかりました。研究者らは、この研究は、高齢者におけるスタチンの使用と死亡リスクの低下との関連のみを示していると述べています。
年齢に関係なく、心臓のリスクプロファイルに応じて、スタチン療法を検討する必要があることを示唆しています。