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英国で膀胱部痛症候群のガイドラインができました

尿がたまると膀胱が痛い疾患、間質性膀胱炎・膀胱部痛症候群について、英国から治療のガイドラインができました。日本での治療にも参考になりそうです

英国産婦人科学会は膀胱痛症候群(bladder pain syndrome:BPS)診療ガイドラインを発表したました。英国内の同症候群指針は初めてです。

膀胱部痛症候群の定義とは?

 膀胱痛症候群の定義は「原因が特定できない排尿症状〔頻尿、尿意切迫感、夜尿症、膀胱充満に伴う疼痛(bladder filling pain)〕を伴う骨盤/膀胱内の疼痛、圧迫感や不快感が6週間以上継続すること」が、このガイドラインでの定義です。

患者数は?

患者数は女性が男性の2-5倍と多く、米国での有病率は2.3-6.5%と推計されています。新ガイドライン指針では既往の問診や身体診察を含む初期診療の方針に言及しています。排尿日記や食事日記、尿路感染症を除外するための尿検査を他の病気との区別に用いるように推奨しています。

サポートグループについても言及

 英国ガイドライン指針ではパートナーや家族の協力、臨床精神科医、患者サポートグループ、認知行動療法などへの早期アクセスを考慮すべきと勧告しています。治療としては食事指導やストレスマネジメントを挙げています。

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