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限局性前立腺がん治療の長期QOL低下について

Prostate Cancer Care and Outcomes Study(PCOS)(オーストラリア)に登録した限局性前立腺がんの診断を受けた70歳未満の患者1642例について、年齢でマッチさせた対照786例を対象にした研究の論文。

BMJ
. 2020 Oct 7;371:m3503. doi: 10.1136/bmj.m3503.
Fifteen year quality of life outcomes in men with localised prostate cancer: population based Australian prospective study
Carolyn G Mazariego

15年間の生活の質(QOL)について前向きコホート研究

15年時の勃起不全報告率は、治療群(積極的監視・経過観察群62.3%、非神経温存根治的前立腺摘除術群83.0%)の方が対照群(42.7%)よりも高い。

外部照射法、高線量率近接照射療法、アンドロゲン除去療法を一次治療で実施した患者での問題点は、腸管障害が多かった。

外科手術を施行した患者で、特に尿失禁の報告率が多く、長期間にわたって認められた。

アンドロゲン除去療法を実施した患者には10-15年時の排尿障害の報告が多かった。

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