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日本の調査では、病院クラスターは食堂、トイレ、リハビリ

日本政府は10月23日、新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長:尾身茂・地域医療機能推進機構理事長)の第12回会合で、各自治体へのヒアリングに基づくクラスターの分析結果を報告しました。

 

重要なのは『5つの場面』

医療機関では患者と家族の面会やリハビリテーション時に感染が広がることが多いとして、各施設での感染対策にあたるリーダーの育成や専門家による早期介入の重要性を指摘しました。分科会はクラスターが起きやすい「5つの場面」を取りまとめ、これまでの3密などに加えて、職場での休憩時間など「場面の切り替わり」で気の緩みが生じやすいとして、注意を呼びかけています。

(1)飲酒を伴う懇親会等、(2)大人数や長時間に及ぶ飲食、(3)マスクなしでの会話、(4)狭い空間での共同生活、(5)居場所の切り替わり――でクラスターが発生しやすいとして、政府へ啓発を求めています。

 

医療機関では4つのクラスター発生の場面があります

クラスター発生の要因として

  • 感染した職員が休憩時に、ほかの職員と同じ部屋で食事。
  • 消化器症状を有する患者が利用した外来のトイレで接触感染。
  • リハビリテーションを行う職員が利用者1人ごとに手袋を替えない。
  • リハビリテーションでは接触度合いが高く、密な環境となる。

 

 

 

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